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IoTデバイス用のお手軽サーバリリース!

手軽にIoTデバイスのステータス管理ができるWebサーバをGitHubで公開しました。

https://github.com/nyampass/iot-srv


Herokuへのデプロイボタンがあり、デプロイを用意にしています。Heroku Redisに保存します。
Herokuアプリが一つだけなら24時間動かしたとしても無料枠に収まる範囲かと思います。(ただHeroku Redisの無料枠に収まるかは使い方次第です。)

HTTPロングポーリングに対応していて、ステータス変更時のJavaScriptコードの実行、ステータスの可視化も対応しています。

IoTデバイスからHTTP経由での状態の変化に対してリアルタイムに対応させたい場合というケースは経験上わりとありまして、そのための対策としてHTTPロングポーリングでステータスの変化を知る仕組みがあるのが特徴です。

ある程度検証も終わりましたので、今後コワーキングスペースHaLakeとして、小学生向けのプログラミング教室としてHalake Kitを使ったレッスンをしてますのでそこでも利用しつつ、かつ教室ではマインクラフトとModとしてComputerCraftも題材として使っていますので、マインクラフトの世界と現実世界をつなげるサービスとしても利用予定です。(ComputerCraft上でLua言語が記述できHTTPアクセスが可能ですので、iot-srvとの連動が容易です。)

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